こんにちは、OpenKanalのTogoです。
本記事では、Cisco Merakiの最新WiFi 7対応アクセスポイント「CW917Xシリーズ」についてご紹介します。
次世代無線通信規格であるWiFi 7は、従来のWiFi 6や6Eをさらに上回る高速・低遅延通信を実現します。CW917Xシリーズは、その性能を最大限に引き出しつつ、Merakiならではのクラウド管理によるシンプルな運用を可能にした製品です。

CW917Xシリーズとは?
Meraki CW917Xシリーズは、“Wi‑Fi 7”(IEEE 802.11be)に対応したクラウド管理型アクセスポイントです。従来のWi‑Fi 6/6Eを超える速度と低遅延通信を、Meraki のダッシュボードによる一元管理とともに提供します。
2025年7月現在、CW9172、CW9176、CW9178 の3モデルが展開され、用途や導入規模に応じて選択できます。
主なモデルごとの特徴
CW9172 シリーズ
- 2×2:2構成の tri-radio(2.4GHz、5GHz、6GHz 各2×2)合計 最大9 Gbps フレームレート
- Flex Radio アーキテクチャ:tri‑band モードのほか、5GHz を 4×4:4 にするデュアルバンドモードも選べる柔軟性
- BLE や Zigbee(802.15.4)対応の IoT 用 Bluetooth Low Energy ラジオを備え、Bluetooth Beacon や位置追跡にも対応
- 2.5 Gbps マルチギガポート搭載、USB 2.0 ホストもあり(4.5W 出力)
CW9176 シリーズ
- 4×4:4 構成 Tri‑radioで、2.4GHz/5GHz/6GHz に対応し、最大18 Gbps の aggregate frame rate を実現
- CW9176I は omni‑directional 内蔵アンテナ、CW9176D1 は directional 内蔵アンテナ を搭載し、高天井や廊下、倉庫などにも対応
- UWB(Ultra‑Wideband)、GNSS/GPS、IoTラジオ、専用スキャンラジオなどを統合しており、RF可視化や高精度な位置情報も取得可能
CW9178 シリーズ
- Quad‑radio 構成により最大 24 Gbps のスループットを実現。dual 10Gbps uplinks や ハードウェア冗長性も備えた高密度向けモデル
- 大規模のスタジアムや大規模イベント会場、ミッション クリティカルなコーポレート HQ、スマートシティ・ハブなどに最適です
Wi‑Fi 7 対応の最新技術
Wi‑Fi 7(802.11be)は以下の進化をもたらします。
- 320MHz チャネル(主に6GHz帯)+4K‑QAM によって、既存機器の限界を超える高速通信を実現
- Multi‑Link Operation(MLO):複数帯域(例:5GHz+6GHz)を同時活用することで、信頼性と低遅延を向上
- OFDMA/MU‑MIMO/TWT/BSS Coloring/Beamforming といった技術で、高密度環境でも効率的な通信を維持
運用管理の柔軟性
CW917Xシリーズは、Meraki Dashboard によるクラウド管理のほか、Catalyst 9800 WLC や Catalyst Center によるオンプレミス管理もサポートしています。導入後に管理モードを切り替えられる柔軟性が特徴です。
また、Day‑0オンボーディング機能、Cloud ID(旧称 Meraki シリアル番号)、QRコードによる簡易登録などにより、迅速かつミスのない展開をサポートします。
まとめ
Cisco Meraki CW917Xシリーズは、Wi‑Fi 7の先進性能と Meraki のクラウドによる一元管理を両立した次世代アクセスポイントです。用途や規模に応じて適切なモデルを選ぶことで、「高速・低遅延・セキュア」な無線ネットワークを柔軟かつ効率的に導入できます。
ご導入を検討中の方は、ライセンス形態(Essentials/Advantage)、展開規模、物理環境などを踏まえてモデル選定されることをおすすめします。
ご要望に応じて、導入手順、ライセンスの推奨構成、導入事例、価格比較などもご用意可能ですので、お気軽にお知らせください!