皆さんこんにちは!OpenKanalの東郷です。
Cisco Meraki製品は、クラウドベースでの管理が魅力ですが、その利便性を支えているのが有効なライセンスです。
「気づいたら期限が切れていた」「どこで確認するの?」そんな声をよく聞きます。
本記事では、Merakiライセンスの期限切れが引き起こす影響から、最適な更新タイミング、スムーズな更新方法まで、わかりやすく解説します。
Merakiライセンスが切れるとどうなる?注意すべきポイント
万が一、Merakiライセンスの有効期限が過ぎてしまった場合、以下のような問題が発生する可能性があります:
- Merakiダッシュボードへのアクセス制限
- ネットワーク機器の管理が不可に(設定変更や機器状態の確認ができなくなります)
- 一部サービスの停止(例:セキュリティアップデートの停止、メーカーサポート対象外)
このような状況になると、業務の継続に支障が出るおそれがあるため、ライセンスは期限前に更新することが非常に重要です。
なお、ライセンスが期限切れとなっても、すぐにこれらの制限がかかるわけではありません。
Merakiでは「Grace Period(猶予期間)」が設けられており、期限切れから約30日間は、通常通りデバイスの動作が保証されます。
ただし、猶予期間中には以下のようなリスクがあります:
- ダッシュボードにライセンス期限切れの警告が表示され続ける
- 更新作業をうっかり忘れてしまう可能性がある
- 新年度や繁忙期と重なった場合に対応が遅れ、復旧が困難になることも
そのため、猶予期間に頼らず、できるだけ早めにライセンスを更新しておくことが安心です。
ライセンス期限の確認方法
Merakiライセンスの有効期限は、ダッシュボード上から簡単に確認することができます。以下の手順でご確認ください:
- Merakiダッシュボードにログインします
- 左側のメニューから 「オーガナイゼーション」>「ライセンス情報」 を選択します
- 表示された画面内の 「ライセンスの有効期限」を確認します
更新のベストタイミングはいつ?
Merakiライセンスの更新自体はライセンス満了期日までに実施いただければ問題ありませんが、有効期限の1か月前を目安にライセンス手配を進めていただくことが理想的です。理由は以下のとおりです:
- ライセンスを代理店に依頼してから発行までは数営業日かかる場合があり、余裕を持った対応が必要
- 機器やネットワークの使用状況を踏まえた、適切なライセンス種別や年数の見直しが可能
- 時期によっては年度末・決算期と重なり、社内での調整や承認に時間がかかることもあります
また、Meraki側の価格変更や仕様変更が予定されている場合には、早めの更新により現行条件でのライセンス確保が可能になる場合もあります。Meraki製品はオーダーから90日先までの出荷日指定が可能ですので、早めにオーダー、後日出荷をするという方法もできます。
例:2025年8月1日ご発注、2025年9月1日出荷(ライセンスの消費が開始)
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- 型番やライセンス種別が不明でも、現状をヒアリングしながらご案内
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- ご希望があれば、メール・お電話・Google Meetなどで丁寧にご説明
また、Merakiライセンスの更新だけでなく、新規導入のご相談や構成提案も無料で承っております。お気軽にお問い合わせください。
まとめ:ライセンス更新は「早めの行動」が安心
Cisco Meraki製品の安定した運用には、有効なライセンスが欠かせません。
期限切れによるトラブルを未然に防ぐためにも、ライセンスの状態を定期的に確認し、余裕を持って更新することが大切です。
OpenKanalでは、ライセンスの確認からお見積もり、更新手続きまでを一括でサポートしています。
不安な点や不明点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。